
人間・社会システム
情報科学専攻
人と社会の未来を切り拓く
国際人の育成
本専攻の基本的な考え方
人間・社会システム情報科学専攻では、人間や社会を取り巻く広範な科学技術を、自然・人間・文化・社会に関する諸活動と有機的に結びつけ、本質的理解を深めます。そして、未踏の自然理解・人間理解・文化理解・社会理解・技術理解に果敢に挑み、人間社会の未来を創造・発展させる能力を備えた真の国際人の育成を目指します。修士課程では、各自の専門分野の基礎学力を土台に、他分野と交わりながら周辺領域への学識を広げ、体系的な視野を養います。また、国際人としての素養を備え、高い倫理観と責任感を持ち、論理的判断に基づいて未踏の課題を解決する能力を育成します。博士課程では、高度な学識と論理的思考力を体系的に身につけるだけでなく、人間社会の未来を見据え、研究活動を通じて未踏の領域を切り拓きます。これにより、学問の発展や社会の発展に大きく貢献できる能力を養成します。
本専攻の特長
本専攻は、情報学を基盤としながら、自然、社会、文化などの革新を目指すオープンサイエンスカリキュラムと、社会活動における資源である「人間」「もの」「情報」「かね」の4つをキーワードに、多様な視点や発想から科学技術とマネジメントを考える管理工学カリキュラムの2つから構成されます。
目指す成果
基礎研究で積み上げられ体系化されてきた教育と研究活動を通じて、高い専門性(スペシャリスト)と幅広い視野(ジェネラリスト)の両方の特長を兼ねそなえた、現実の問題解決のための新たな方法論の創造と応用技術の開発を推進できる人材の育成を目指します。